個人情報を第三者に 感情的に声を荒げる 宮城病院ハラスメントで職員3人を処分

懲戒処分を受けたのは、宮城県山元町の国立病院機構宮城病院の60代の女性看護師と50代の女性看護師、年齢非公表の男性医師の3人です。

宮城病院を運営する独立行政法人国立病院機構によりますと、60代の女性看護師は部下の男性看護師に対して、ファイルを必要以上に強い音を立てて手渡したほか、個人情報を第三者の前で話すなどして、精神的な苦痛を与えたということです。

また、50代の女性看護師は部下の悪口などを他の職員に繰り返し話し、男性医師は看護師に対して複数回にわたり感情的に声を荒げたりしたということです。

いずれの事案も2021年から2024年までの間に行われ、2024年5月に機構のハラスメント窓口に相談があったことから発覚しました。

このことを受け、宮城病院は60代の女性看護師を、給与1日分の2分の1の減給の処分に、50代の女性看護師と男性医師を戒告の処分としました。
宮城病院は「ハラスメント防止の研修などを通して再発防止に努めたい」としています。

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