大阪「道頓堀」近くのビル火災で消火活動中に建物に取り残され消防隊員2人が死亡…客含む4人けが 約110㎡焼損

18日午前、大阪・ミナミ中心部のビルで火事があり、消火活動にあたっていた消防隊員2人が死亡しました。
このほかに客を含む4人がけがをしています。

午前9時50分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町で「ビルの1階から煙が出ている」という通報がありました。

目撃者:
道路にちょうど行った時にドーンと音が鳴りまして。1分もしないうちに煙がもうブワーとなりまして。手りゅう弾が爆発したような。

消防車など60台以上が出動し消火活動にあたりましたが、消防隊員2人が死亡しました。

死亡したのは浪速消防署に勤務する消防司令・森貴志さん(55)と消防士・長友光成さん(22)で、消火活動中に建物に取り残され、6階部分で倒れているのが見つかったということです。

また、このほかにも消防隊員3人がけが、ビル内の飲食店にいた女性客が体調不良を訴え病院に運ばれています。
この4人は意識はあるということです。

火は午後1時ごろにほぼ消し止められ、約110平方メートルが焼損しました。

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