北アルプス小蓮華山を登山していた東京都武蔵野市の会社員の女性が体調不良により行動不能となり、救助されました。
女性は16日、小蓮華山付近を登山中に体調不良により行動不能となりました。
警察によりますと、午後3時半頃、本人から「めまいと頭痛がする」と消防に救助要請がありました。
長野県山岳遭難防止常駐隊が出動して、午後7時過ぎに女性を救助し、付近の山小屋に収容しました。
女性は16日、2人パーティで栂池登山口から入山していました。
長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。