台湾50代女性死亡 有田町の踏切で列車事故 踏み切りで写真撮ろうと【佐賀県】

13日午後、有田町の踏み切りで列車と人が衝突する事故があり、55歳の女性が死亡しました。女性は台湾から来た観光客で、踏み切りで写真を撮ろうとしていたとみられています。

13日午後0時30分ごろ、有田町の陶山神社の前にあるJR佐世保線の踏み切りで、列車と人が衝突する事故がありました。
この事故で台湾から観光に来ていた55歳の女性が意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡しました。
女性は、線路内で写真を撮影中に後ろから来た列車と衝突したとみられています。

【陶山神社 宮田胤臣宮司】
「階段から下りた行かれた後に警笛が鳴ったからということで、もう一回階段を上って写真を撮ろうとされていた。その写真を撮ろうとしていて、そのままぶつかられたっていうふうな格好だったみたいですね」

この踏切には遮断機がなく、この神社でも普段から注意を呼び掛けていたといいます。

【陶山神社 宮田胤臣宮司】
「線路の中に入ってしまう方が結構おられたり、外国人の方でね、おられたりするのでその時はすぐ注意して入らないようにということで言うんだけども、一応啓発はいつもしてはおるんですけどなかなかですね」

衝突したのは2両編成の普通列車で、乗っていた約40人に、けがはありませんでした。
この事故の影響で、佐世保線の上下線合わせて14本が運休し、乗客など約1000人に影響が出ました。現在は運転を再開しているということです。

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