59歳・吉川晃司 次は「70歳で120キロ」野望語る「習います!」 103キロ始球式に大歓声

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 歌手の(59)が13日、プロ野球の広島-阪神戦(マツダ)でに登場。103キロの見事な投球を見せ、球場を沸かせた。

 黒のタンクトップ姿でマウンドに上がった吉川。投じた一球は高めに浮いたものの捕手のミットに力強く収まった。球速103キロが表示され、球場からは大きな拍手が送られた。5回裏終了時には再び姿を現しジョン・レノンの「イマジン」をアカペラで歌唱。静寂に包まれたマツダスタジアムの夜空に美声を響かせた。

 大役を終えた吉川は「だいたいいつもアベレージから(球速が)10キロ落ちるんです。やっぱり力むんでしょうね。もうちょっとフォームちゃんとしようぜ。今日も肘から出たので肘が痛くなる。そんなことを考えながら」と投球を振り返った。

 「自分の希望としては70まで歌っていたらですね、もう一回ピースナイターに呼んでもろてですね。70(歳)で120キロとか。頑張らなきゃいけないようにして頑張る」と野望も語った。

 球速は堂々の103キロをマーク。それでも練習すればするほど球速が落ちたと明かし「そういうもんですね。115キロは6月ぐらいに出ていたんですよ。習います!教えてください!」と笑顔を見せると「こうやってみんなで楽しい野球を観戦できるような世の中をずっと続けていけるためにね、次の世代を担う子供たちのためにもね、ワシらが頑張らにゃいけんことがあると思うんです。そういうのをちょっとずつ、1人では非力でも力を束ねればできることはいっぱいあると思うので、カープを応援しましょう!」とメッセージを送った。

 「ピースナイター」は今年で開催18年目。慰霊の意を表すとともに、広島にとって特別な日「8月6日」に対する多くの人々の思いや歴史を継承し、次世代に引き継ぐきっかけとなることを願う。

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