フジテレビの人気アナウンサー、西岡貴弘(48)が、2023年3月末をもって同局を退社することが明らかになりました。11日に発表される予定で、彼は1998年にフジテレビに入社以来、バンクーバー、ロンドン、東京などのオリンピックやサッカーワールドカップの実況を担当し、多くのファンに支持されてきました。
西岡アナは、スポーツ中継の中核を担い、特にスポーツニュース番組『スポルト』の2代目メインキャスターとしても知られています。また、昨年9月までは『めざまし8』に情報キャスターとして出演していました。関係者によれば、彼は昨年8月に退職願を提出し、準備を進めていたとのことです。
退社の決断について、西岡アナは「視聴者の皆様の信頼回復が重要なこの時期に退職することには正直な葛藤もあります」と語り、現状のタイミングに対する思いを率直に述べました。彼は最近、自身でビジネスに挑戦したいという気持ちが強まり、宅地建物取引士や行政書士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を取得しました。
今後は法律や不動産、金融などの分野で、アナウンサーとして培った伝える力を活かして新たな道を歩む意向を示し、オファーがあればアナウンス業務にも対応する考えを持っています。西岡アナの退社は、視聴者にとっても衝撃的なニュースであり、フジテレビのアナウンサー陣にとっても大きな影響を与えそうです。彼の今後の活躍に期待が高まります。