【山形】1人暮らしの高齢女性宅が全焼・帰省中の家族含めけがなし お盆の火の取り扱いに注意

12日、山形市で住宅と小屋が焼ける火事があった。お盆期間は帰省により火を使う機会が増えることから、消防が注意を呼びかけている。

火事があったのは、山形市飯塚町の田中サダエさん(76)が住む住宅。
12日午後5時ごろ、近所の人から「住宅から火が出ている」と消防に通報があった。

火は約3時間後に消し止められたが、住宅1棟が全焼したほか、隣接する小屋やほかの住宅の壁が焼けた。
警察によると、この火事で逃げ遅れた人はおらず、けが人はいないという。

近所の人によると、この家には田中さんが1人で住んでいて、火災当時、家には帰省中の家族数人がいたが全員逃げて無事だった。

山形市消防本部は、お盆の期間中、帰省による火の取り扱いが増えるとして、「火を使ったら他人任せにしないで責任を持って消す」といった基本的な予防を呼びかけている。

警察と消防は13日午前9時半から実況見分を行い、火事の原因を詳しく調べている。

Related Posts