韓国第2の都市・釜山が“消滅の危機”!?空室だらけの新築マンションや廃墟のようなアパートも…かつての“流行の発信源”でもスラム化進む(2025/08/07)

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韓国第2の都市・釜山が消滅の危機に直面しています。政府の最新分析によると、釜山は“消滅危険地域”に分類され、かつての繁栄が影を潜めています。新築マンションは空室だらけ、廃墟のようなアパートが点在し、街の景観は急速に変わりつつあります。

現地の取材では、窓が割れたアパートや誰も住んでいない新築マンションが目立ち、住民の姿はほとんど見られません。北部にある新築マンションは、完成からわずか1年で入居者がわずか2世帯という衝撃的な状況です。全体の入居率は50%にも満たず、かつての繁栄を思い起こさせるものはありません。

釜山の人口は過去30年で約60万人も減少し、2050年には高齢化率が50%を超えると予測されています。若者の流出も深刻で、かつては賑わっていた商店街はスラム化の懸念が広がっています。多くの店舗が閉店し、活気が失われた街並みが広がる中、若者たちは仕事を求めてソウルへと流出しています。

韓国全体で228の自治体のうち半数以上が消滅危機にあるとされ、政府は地方の強化を目指し、機能の移転を検討しています。釜山の未来が危機にさらされる中、何がこの状況を招いたのか、そしてどのように救われるのか、急速に変化する現状から目が離せません。

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