大雨特別警報から一夜明けた熊本…泥水あふれる田んぼにはトラクターが水没 上天草市で土砂崩れ43カ所

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熊本県で記録的な大雨が襲い、特別警報が発令された後、一夜明けた今、被害の実態が明らかになっています。上天草市では、43カ所で土砂崩れが発生し、地域は未曾有の危機に直面しています。青空が広がるものの、田んぼは泥水に浸かり、トラクターが水没する惨状が広がっています。

昨日の午後1時に発令された特別警報により、地域の5つの橋が通行止めとなり、熊本市内との孤立状態が続いていました。今日もなお、田んぼの水位は上昇し、流木やゴミが押し寄せ、周囲は泥だらけ。地元の避難所として使用される予定だった上山草市総合センター「アロマ」は、内部が水浸しで、復旧作業が急務です。

市内では、土砂崩れの影響で道路が封鎖され、住民の安全が脅かされています。地元当局は、被害の拡大を防ぐため、緊急の対応を進めており、午後から清掃作業が始まる見込みです。これからの天候にも注視が必要で、さらなる雨が予想されています。

熊本の復旧作業は始まったばかりですが、住民の生活への影響は計り知れません。迅速な支援が求められています。地域全体がこの未曾有の災害からの回復に向けて立ち上がる中、今後の動向に注目が集まっています。

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