熊本県が未曾有の大雨に見舞われ、7つの市町に大雨特別警報が発令されました。熊本市中心部では、記録的な降水量223mmが3時間で観測され、生活道路や車両が冠水する事態が発生しています。特に南区元見町では、住宅街が水没し、住民の生活に深刻な影響が出ています。
午前7時過ぎ、60歳の男性が冠水した道路で意識不明の状態で発見され、病院に搬送されました。目撃者によると、男性はゴミを捨てようとした際に倒れたとのことです。この地域では、溝から水が溢れ、完全に道路が水没している状況が続いています。
さらに、熊本県内の代市や天草市などでは、警戒レベル5の緊急安全確保が発表され、今後の雨による河川の氾濫が懸念されています。気象庁は引き続き最大級の警戒を呼びかけており、住民は安全確保のために避難を検討するよう促されています。
この異常気象は、熊本市内での生活に大きな影響を与え、多くの人々が不安を抱えています。今後も雨が降り続く予報となっており、さらなる被害が懸念されています。状況の進展に注視し、最新の情報をお伝えしていきます。