能登半島地震の公費解体で賃金未払いが相次ぐ…元請けが建て替えで解決した事例を発表

能登半島地震による公費解体をめぐり、日系ブラジル人労働者などへの賃金未払いが相次いでいて、この内、一部については、元請け業者が立て替える形で解決しました。

全国一般石川地方労働組合によると去年8月から10月にかけて能登町で公費解体の作業にあたった日系ブラジル人労働者9人に対し、あわせて500万円あまりの賃金などが支払われていませんでした。

組合が交渉を重ねた結果、元請け業者が全額立て替えるかたちで解決したと言うことです。

日系ブラジル人労働者:
「僕たちだけじゃなくて、毎週毎月同じことがある。同じことならないようにお偉いさんは厳しくやって欲しい。」

組合は他にも2件について係争中で同様の事案があれば相談するよう呼びかけています。

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