常識を逸脱した危険運転が相次いでカメラに捉えられた。
新潟県では走行中の車から身を乗り出す“箱乗り”、滋賀県ではセンターラインをまたぐ蛇行運転が確認されている。どちらも重大事故につながりかねない行為で、撮影者たちは呆れた様子で危険を指摘している。
助手席から乗り出し“箱乗り走行”
新潟・長岡市の道路で7月27日午後1時半頃に撮影されたのは、思わず目を疑う光景だった。

それは一瞬の出来事だった。対向車線を走る黒い車に乗る人物が助手席の窓から身を乗り出し、いわゆる“箱乗り”状態で走行していたのだった。
問題の車とすれ違った撮影者は、「遠くにいる時、何か飛び出ているな~と思っていて、すれ違う時に人だとわかり、『何をしているんだ?何がしたいんだ?』と思った」と語った。
また、すれ違ったあとも“箱乗り”を続けていたという。
センターラインまたぎ危険走行
一方、滋賀・近江八幡市で7月25日午後3時過ぎ、こちらでも思わず目を疑う光景が撮影されていた。

撮影者が片側1車線の道路を走っていた時、前方から白い車がセンターラインをまたぎながら走ってきた。まるで“もう一車線ある”かのような堂々たる走りだったが、大変危険な行為だ。
撮影者は「何を考えているんだろう。危険運転をやめてほしい」と語っている。
その後、白い車は強引に列に割り込み、元の車線へと戻っていった。
(「イット!」 8月7日放送より)