福岡県で線状降水帯が発生し、道路冠水や浸水の被害が相次いでいます。昨夜から今朝にかけて、九州北部では猛烈な雨が降り続き、特に神宮町と複市では1時間に100mmを超える豪雨が観測され、記録的な短時間大雨情報が発表されました。福岡県内では、マンホールや道路の側溝から雨水が溢れ、交通が麻痺する事態が発生しています。
JR赤駅付近では、駅の入口まで水が迫り、ロータリーは完全に冠水。車両も水に浸かり、運転手は車から脱出を余儀なくされています。「運転席まで水が入ってきて、もう無理だと思った」との声も。現在、人的被害は確認されていませんが、状況は依然として危険です。
福岡県や山口県、長崎県では、明朝までに最大300mmの降水が予想されており、再度の線状降水帯の発生が懸念されています。土砂災害や浸水被害に対する警戒が必要です。市民は安全確保のため、不要不急の外出を控え、最新の気象情報に注意を払うよう呼びかけられています。引き続き、厳重な警戒が求められています。