北アルプス明神岳で登山をしていた男女3人が技量不足のため行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。
北アルプス明神岳で遭難したのは、東京都福生市の自営業の男性(47)、千葉県市川市の無職の女性(59)、東京都国分寺市の女性(51)の合わせて3人です。
3人は9日、上高地から入山し、明神岳を経由して岳沢方面に向かっていたところ、奥明神沢付近(標高約2700メートル)で技量不足のため行動不能となりました。
午後2時半頃、47歳の男性から110番に救助要請があり、長野県警ヘリが出動し、午後5時前に3人を救助しました。3人ともけがはありません。
警察によりますと、3人は登山道のないバリエーションルートで、ルート選定を間違えて、崖に出てしまい、動けなくなったということです。