「目が覚めるほどの大雨」“特別警報の街”鹿児島・霧島市の道路は川のように 姶良市で土砂崩れ…1人安否不明 増水した川の護岸崩れ車が落下 3連休は各地で大雨のおそれ

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鹿児島県霧島市で未曾有の大雨が降り続き、特別警報が発令されました。午前5時、道路が川のように変わり果て、商店街には膝まで水が押し寄せる事態に。住民は「バケツをひっくり返したような状況」と語り、避難を呼びかけるテレビの声が響く中、次々と浸水被害が報告されています。

特に霧島市の中心部では、増水した水がアパートの1階を10センチ以上浸水させ、土砂崩れも発生。民家や企業の敷地に土砂が流れ込み、道路が完全に塞がれる事態に。愛良市でも住宅が裏山の土砂に押し流され、30代の女性が行方不明となっています。他の2人は意識はあるものの、病院に搬送されました。

鹿児島県内では、24時間で降水量が500mmを超え、平年の2倍近くに達しています。JRの在来線は運転見合わせとなり、九州新幹線は通常運行を続けていますが、影響は広がっています。さらに、3連休を前に、今後も大雨が予想されており、空の便にも影響が出ている模様です。

住民たちは「水が一気に押し寄せてきた」と恐怖を語り、救助を求める声が高まっています。この異常事態に対し、自治体は迅速な対応を求められています。今後の雨の動向にも注意が必要です。

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