2024年12月、長崎市で自宅もある長屋に放火しようとした罪に問われた男に長崎地裁は8日、保護観察付きの有罪判決を言い渡しました。
現住建造物等放火未遂の罪で有罪判決を受けたのは長崎市の無職の男(31)です。
判決によりますと、男は2024年12月に自殺目的で自宅でもある長崎市矢上町の木造2階建ての長屋に放火しました。
判決公判で長崎地裁の太田寅彦 裁判長は「1カ月前からサラダ油を購入し、複数カ所に火をつけており、犯行態様はよくない」と指摘。
一方、示談の成立や「再び仕事ができるよう、精神状態を整える必要がある」などとして懲役3年、執行猶予4年、保護観察付きの有罪判決を言い渡しました。
弁護側は控訴しない方針です。