記録的な暑さとなった6月の札幌市で、3歳児が裸足におむつ姿で保護されました。
8月7日、警察は自宅に置き去りにして遺棄したとして自衛官の男とその妻を逮捕しました。
自衛官の男とその妻を逮捕
北海道内が記録的な暑さとなった6月25日。午後、1本の110番通報が。
「オムツのみの2、3歳の女の子を保護している」
33.1℃と6月としては観測史上2番目の暑さだった札幌市。
札幌市東区の路上で裸にオムツだけをはいた3歳の女の子が保護されました。
真夏日のなか、歩道に一人でいた女の子は裸足でした。
「家を出て20メートルほど歩いたこの歩道で女の子は発見されました。すぐ近くは車通りの多い道路となっています」(中村真也記者)
警察は7日女の子の両親である札幌市東区の24歳の自衛官の男と25歳のパート従業員の女を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。
当時、女の子に熱中症の症状やケガはありませんでした。
逮捕まで時間がかかったのは…
逮捕まで一か月以上要したのは両親が嘘の報告をして容疑の裏付けに時間がかかったためでした。
なぜ、3歳の子が一人で徘徊していたのでしょうか。両親は調べに容疑を認めた上で…。
「2人で買い物に行っていた」
女の子は両親と3人家族で自宅マンションの玄関は施錠されていませんでした。
少なくとも両親は3時間ほど外出していて警察は日常的な虐待の有無も含めて詳しく調べる方針です。