知人男性をカッターナイフで切り付けて殺害 嘱託殺人などの罪 男に懲役6年の実刑判決

知り合いの男性を殺害したとして嘱託殺人などの罪に問われていた男に宮崎地裁は懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、宮崎市旭の無職・緒方幸夫被告68歳です。

判決文などによりますと、緒方被告は、去年10月路上に駐車した車の中で知り合いの当時65歳の男性の首を本人の依頼を受け、カッターナイフで切り付けて殺害した嘱託殺人の罪に問われています。

また、緒方被告は覚醒剤を使用した罪にも問われていました。

きょうの公判で宮崎地裁の古川翔裁判官は「被害者の嘱託があったとはいえ、尊い命が失われたという結果は重大である」などとして検察側の懲役9年の求刑に対し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

弁護側は、「控訴するかは本人と協議して決めたい」としています。

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