7日朝、福岡県北九州市でJR貨物の電気機関車が脱線して電柱に衝突する事故があり、一部の列車が運転見合わせとなりました。
JR貨物などによりますと7日午前6時45分ごろ、北九州市門司区のJR門司駅の近くで、電気機関車1両が線路の行き止まりで停車せずオーバーランしました。
その後、機関車は脱線し、前方にあった電柱に衝突して止まりました。
機関車の運転士にけがはないということです。
◆現場近くに住む人
「雷が落ちたようなすごい音がして、ドカンと。何事だろうと思って窓を開けて外を見たら、煙を噴いて列車が止まっていた」
事故で電柱が折れた影響で、JR鹿児島線の門司港駅と小倉駅の間で停電が発生し、上下線の列車あわせて28本が運転見合わせとなりました。
JR貨物が、事故の原因を詳しく調べています。