架空の人物になりすまして3年半にわたり生活保護費を不正に受け取っていたとして、78歳の男が愛知県警に逮捕されました。
逮捕されたのは、名古屋市名東区に住む無職・恒川孝容疑者(78)です。
恒川容疑者は年金を受給しているにもかかわらず、2019年から2022年まで、生活保護費455万円あまりをだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、架空の名前で銀行口座を開設し、生活保護を申請していたということで、「借金返済のためだった」と容疑を認めています。
恒川容疑者は当時、昭和区に住んでいましたが、引っ越し先の千種区でも生活保護を申請・受給していて、警察は転居しながら同様の手口を繰り返していたとみて余罪を調べています。