千葉・船橋東警察署で目撃されたのは、うつむきながら歩く高齢の男。
右目には大きなあざが残っています。
殺人未遂の疑いで逮捕された、古谷隆信容疑者(76)です。
殺意が向けられたのは52歳の我が子。
父と子、2人の間に一体何があったのでしょうか。
事件があったのは3日午後1時ごろ。
2人は同居していた集合住宅の一室で口論になりました。
古谷容疑者は座っていた息子に背後から近づき、自宅にあった包丁で背中を複数回刺したといいます。
そして、「長男を包丁で刺した」と自ら110番通報し、現行犯逮捕されました。
息子は刺された当時、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、意識が回復。
命に別条はないということです。
調べに対し、容疑を認めているという古谷容疑者。
「長男からの暴力に耐えられなくなった」と話しているといいます。
容疑者の顔にあった大きなあざ。
息子に殴られてできたものとみられます。
警察は、息子から日常的に暴行を受けていた可能性もあるとみて、犯行に至った動機などを調べています。