「懲役5年」”生後2カ月息子の口にウェットティッシュ 回復見込みない低酸素脳症に”傷害罪問われた父親

奈良県橿原市で、生後2カ月の長男の口にウェットティッシュを押し込み、傷害の罪に問われた父親に対し、奈良地裁は懲役5年を言い渡しました。

東宗也被告(29)は去年9月、生後2カ月の長男の口にウェットティッシュを押し込み、回復の見込みのない低酸素脳症の傷害を負わせた罪に問われています。

これまでの裁判で、検察側は懲役6年を求刑しましたが、東被告は、「口の奥までは押し込んでいない」などと故意ではない旨を主張していました。

4日の判決で奈良地裁は、「犯行状況は、被告がウェットティッシュを押し込んだと考えることが合理的」と指摘。

その上で「極めて危険性の高い行為で、短絡的かつ自己中心的な犯行だ」として東被告に懲役5年を言い渡しました。

(関西テレビ「newsランナー」2025年8月4日放送)

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