男は最初に背中を刺したあと逃げようとした男性を追いかけ腹部を刺す 公民館刺殺事件 他に襲われた人はおらず当初から狙いを定めて犯行か “サバイバルナイフ”のような刃物を複数持ち乱入

静岡市駿河区にある公民館で地区の自治会連合会の会長を務める男性が男に刃物で刺され死亡した事件で、男は一度背中を刺したあと、逃げようとした男性を追いかけ、今度は腹部を刺していたことがわかりました。

8月2日午後7時半頃、静岡市駿河区中島にある中島浜公民館で、自治会の役員会に参加していた近くに住む自治会顧問で、中島学区自治会連合会の会長を務める男性(78)が男(50代)に刃物で刺され死亡する事件がありました。

男は男性を襲ったあと、自らの首を切りつけたとみられて病院に運ばれましたが、搬送時に意識はあったということです。

捜査関係者などによると、公民館の2階では同日午後7時から自治会の役員会が開かれていて、男が突如として乱入してきたということですが、その際、大声を出したり奇声をあげたりする様子はなく、他に刺されたり、ケガをしたりした人がいないことから、男は男性に狙いを定めて犯行に及んだと見られています。

また、男は最初に背中を刺したあと、逃げようとした男性を追いかけ、今度は腹部を刺していたことが新たにわかりました。

これまでに男は犯行時、サバイバルナイフのようなものを数本携帯していたことも明らかになっていて、警察は男の回復を待って事情を聞く方針です。

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