東京・新宿区で衝撃の事件が発覚しました。障害者支援団体の職員である母親とその息子が、障害者向けマッチングアプリを悪用し、ぼったくり行為を繰り返していたとして、親子を含む7人が逮捕されました。このグループは、男性をターゲットにし、なんと470万円を不正に要求していた疑いが持たれています。
逮捕されたのは、21歳の長いレオ容疑者と49歳の母親・広み容疑者。彼らは、今年5月に知り合った30代の男性に対し、巧妙にぼったくりを行っていました。最初は息子の行為を止めようとした母親も、次第にその誘惑に負け、共犯となってしまったのです。広み容疑者は、男性との食事の約束を取り付ける役割を担い、90人以上を勧誘したとされています。
この悪質なグループは「VS資格障害者」というチャット名で活動しており、被害者の特徴を共有していました。これまでに57回ものぼったくり行為を行い、その被害総額は驚愕の8500万円に達しています。FNNNは、被害に遭った資格障害のある男性からも話を聞き、彼が68万円の被害に遭ったことが明らかになりました。
この事件は、障害者を狙った悪質な犯罪の実態を浮き彫りにし、社会に警鐘を鳴らしています。警視庁は、さらなる捜査を進めており、今後の展開が注目されます。