久留米市の建物崩壊事故 警察や労基署が再び現場検証 死亡の作業員2人は2階で作業か 重機でがれきの撤去進める 福岡

福岡県久留米市で解体工事中の建物が崩壊し作業員2人が死亡した事故で31日、警察などによる2回目の現場検証が行われました。

◆記者リポート
「久留米市で建物が崩壊した現場です。警察や労働基準監督署が建物の中に入って現場検証を進めています」

久留米市六ツ門町の崩壊現場では31日午前8時半ごろから、警察や労働基準監督署の担当者ら合わせて20人ほどが現場検証を行っています。

この事故では通行人1人を含む4人が事故に巻き込まれ、このうち作業員の吉谷義則さんとサクティ・ラーマダニ・サプトラさんが死亡しました。

捜査関係者によりますと当時現場にいた作業員6人のうち、死亡した2人は2階で作業にあたっていたとみられています。

今回の現場検証は重機でがれきを撤去しながら行われる予定で、警察は引き続き事故の原因や安全対策に問題がなかったかなどを調べる方針です。

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