自衛隊が旧日本軍の砲弾を爆破処理 熊本・天草市の島で見つかった砲弾3つを自衛隊が処理 信管が付いた旧日本軍製の7センチ砲弾

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7月14日、熊本・天草市御所浦町の倉庫で見つかった旧日本軍製の砲弾について、7月29日午後に自衛隊による爆破処理が行われた。御所浦町の神社で見つかったものも含めて、計3つの砲弾が29日に安全に処理されたという。



信管が付いた旧日本軍製の7センチ砲弾

7月14日に熊本・天草市御所浦町牧島の倉庫で、解体工事やごみの廃棄を依頼され訪れた建設業者が、全長約24センチ、直径約7.5センチの砲弾のようなもの二つを発見し、御所浦駐在所に届け出た。

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その後、佐賀県にある陸上自衛隊目達原駐屯地の不発弾処理隊が調査を行ったところ、起爆装置である信管が付いた旧日本軍製の7センチ砲弾と判明。爆発の危険性はないものの、船での輸送は難しいということで、島内で処理を行うことになっていた。



3つの砲弾が安全に爆破処理される

そして29日午後1時過ぎ、天草市が管理する島内の土砂捨て場で、深さ3メートルほどの穴の中に砲弾を置き、その上に土のうを積み重ねる方法で、自衛隊が爆破処理を行った。

この間、土砂捨て場の半径400メートルは警戒区域に指定され、周辺約2キロの範囲が通行止めとなった。

天草市によると、御所浦町の神社に奉納されていたものもあわせて、3つの砲弾がいずれも安全に爆破処理されたという。

(テレビ熊本)

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