猛暑と雨不足が引き起こす異変が日本全土を襲っています。連日の酷暑により、農作物が深刻な影響を受け、トウモロコシが「シワシワ」になり、干しブドウのような状態に陥っています。特に、宮城県の鳴子ダムは驚愕の貯水率0%を記録し、ダムの底が露出する異常事態が発生しています。
今日も東北から九州にかけて高気圧に覆われ、群馬県市では39.9℃という今年最高の気温を記録。東京都心でも36.4℃に達し、熱中症警戒アラートが37都府県に発表される事態に至っています。農家は、異常な高温と水不足の影響でトウモロコシの収穫を1週間早めざるを得ず、通常のサイズよりも小ぶりなものが多く出回っています。価格も上昇し、消費者は「高い」と感じながらも購入を余儀なくされています。
また、秋に収穫を迎えるフルーツにも影響が出始めています。シャインマスカットや巨峰の実がしわしわになり、品質が低下しているとの報告も。農家はこの異常事態に頭を抱え、作物の生育に懸命に対応しています。
西日本では災害級の暑さが予想され、関東も体温並みの気温になる見込みです。熱中症の危険が高まっており、今後の天候に注意が必要です。日本全土で猛暑と水不足がもたらす影響は、今後ますます深刻化する恐れがあります。