無人販売店で常習の万引き
愛知・名古屋市で14日午前3時半頃に無人販売店で撮影されたのは、派手な装いで現れた人物の姿だった。

店に入るやいなや、出入り口の近くに置かれたお菓子を品定めすると、商品のお菓子をわしづかみ。そして、商品を持参した黒いバッグの中へと忍ばせた。

その後も、わき目を振らずにお菓子を次々とバッグの中へ入れていくと、代金を支払うことなく立ち去っていった。
この日盗まれたのは、キャンディやクッキーなど約500円分のお菓子だという。

店の店主:
このような行為はやっぱり悲しくなりますね。本当に残念な気持ちになります。
さらに被害はこれだけではなかった。

店の店主:
またか…という気持ちですよね。今年に入ってから6度に渡って店内のお菓子が盗まれる被害に遭っています。

なんとこれまでにも5回にわたり、同一人物とみられる犯人による被害があり、今回が6度目の犯行だったという。
店内に警告音も…平然と犯行か
5月15日2時11分には、同じように出入り口近くのお菓子を見ている人物の姿があった。そこに突然、店内に警告音が鳴り響く。

しかし、その人物は音に驚きながらも、お菓子をバッグの中へと掻き入れると、立ち去っていった。

店主によると、これまでにガムやクッキーなど100点近くのお菓子が盗まれていて、その被害額は合わせて約1万円分にのぼるという。
警察は28日、同じ店からお菓子を盗んだ疑いで、名古屋市に住む無職の小山正広容疑者(66)を逮捕した。警察は防犯カメラに映る男との関連について調べを進めている。
(「イット!」 7月28日放送より)