九州電力・玄海原発の上空でドローンとみられる3つの光る物体が確認されたことについて、九州電力は“少なくとも2時間程度は周辺を飛行していた”と明らかにしました。
7月26日に玄海原発で目撃されたドローンとみられる3つの光は、正門にいた警備員4人が午後9時ごろに発見し、通報を受けて駆けつけた警察官も確認しています。
九州電力によりますと、この後、光る物体は“少なくとも2時間程度は周辺を飛行していた”ということです。
防犯カメラに映像は写っておらず、現在も光る物体は発見されていません。
九州電力は当時、原子力施設の運転に影響を及ぼすおそれがある場合に発表する「核物質防護情報」を初めて出しましたが、設備に異常はなく安全性に問題はないとしています。
玄海原発では現在、3号機と4号機が稼働中で、このうち4号機は27日から定期検査に入っています。