山口県の離島、笠佐島で中国資本の影響が急速に拡大している。人口わずか7人のこの小さな島で、外国人による土地購入が進行中であり、住民たちの不安が高まっている。最近の報道によれば、島の一部が中国人によって買収され、重機が導入されて開発が進められているという。
住民の一人は「中国人が土地を買い、山を崩して宅地化を進めている」と語り、コロナ禍以降、中国からの訪問者が増えていることを指摘した。島の周囲には中国語のペットボトルが散乱しており、地元住民の間では「このままでは我々の生活が脅かされる」との声が上がっている。
笠佐島は、岩国基地や暮れ基地に近接しており、防衛上の懸念も浮上している。住民の中には、将来的に島が外国資本に完全に支配されるのではないかと心配する声が聞かれる。実際、中国のSNSには「この島を買いたい」との投稿が相次いでおり、関心が高まっている様子がうかがえる。
取材を試みたが、土地を売った業者からは「現在、取材には応じられない」との回答が返ってきた。住民たちは静かな生活を守るため、今後の動向を注視している。笠佐島が中国資本によって変貌を遂げるのか、今後の展開が注目される。