「目出し帽の男たちが…」横浜市・早朝の住宅に複数人の男が押し入り金庫を奪って逃走 物音に気づいた住民男性に“催涙スプレー”を噴射

事件発生は28日午前5時過ぎ。
現場となった横浜市神奈川区の住宅に住む50代の男性からの「目出し帽をかぶった男が複数人で室内に入ってきた」という110番通報が発端でした。

事件は、閑静な住宅が立ち並ぶ一角で起きました。
目出し帽をかぶった男たちは住宅に押し入り、現金などが入った金庫を奪い逃走したということです。

事件発生直後に不審な物音を聞いたという男性は「シャッターじゃなくて、横に開ける窓を(こんこんたたく)音がしたんですよ」と話します。

警察によりますと、当時住宅には80代の父親と60代の長男、50代の次男の3人がいたということです。

リビングで朝食の準備をしていた長男が不審な物音に気付き廊下に出ると、室内に押し入った男らと鉢合わせ。
そこでいきなり男らに催涙スプレーのようなものを吹きかけられました。

その後、助けを求めて外に出た長男は金庫を持ち出そうとする男らと遭遇。

すぐさま走って追いかけたところ、男らはまたしても催涙スプレーのようなものを長男に吹きかけ、現場から逃走したといいます。

父親と長男、次男にけがはありませんでした。

住宅に押し入った男は2人から3人。
見張り役なども含めると、4人から5人で犯行に及んだ可能性もあります。

持ち去られた金庫の中には数百万円が入っていたということです。

事件を受け、現場近くに住む人たちは「でもこういうことあったから、きちんと(窓を)閉めないといけないですね」「近くでこんな事件起こると思ってなかったのでびっくり」などと話します。

警察は強盗事件として、逃げた男らの行方を追っています。


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