きょう=28日午前、徳島県阿波市の空き地で野焼きが燃え広がりおよそ1500平方メートルが焼失する火事がありました。
けが人はいませんでした。
午前11時すぎ、阿波市土成町を警防調査のため巡回していた消防車両が白い煙を見つけて現場に駆け付けました。
あわせて2台の消防車両が消火にあたり、認知から24分後に火は消し止められました。
近くに住む70代の女性が空き地の雑草を刈り取り、集めて野焼きしていたところ、刈り取る前の草に火が燃え移ったということで、焼失面積はおよそ1500平方メートルにのぼります。
この火事によるけが人はおらず、建物や山林への延焼もありませんでした。
徳島中央広域連合消防本部は「野焼きの際には事前に行政に連絡して適切な指示をうけてほしい。また、必ず消火できる体制を整えてその場を離れず、火が完全に消えるのを確認してほしい」と注意を呼び掛けています。