旅の終わりにシカ出没
北海道・夕張市で11日午後6時50分頃、旅行中の撮影者が目にしたのは、道路の真ん中でじっとこちらを見つめ立ちつくす1頭のシカだった。

「どいて…」と撮影者がつぶやくと思いが通じたのか、シカは道を譲るように移動していった。

撮影者:
はぁはぁ…あぶねっ…あぶねー!!

この日は旅の最終日で、絶対に事故を起こしたくないと、いつも以上に注意深く運転していた。
撮影者:
ちょうどこの日の深夜に出る船に乗る予定だったんですよ。特にビクビクしながら運転してました。
ところがそのわずか10分後、再び別のシカと遭遇した。

撮影者:
ゆるゆると歩いて去って行ってくれたということなんで、また逆にそれもなんか驚きました。日が陰ってきたらもう動物の時間です。
片側3車線を横断する高齢男性
一方、兵庫・神戸市で13日午後6時頃、日が陰りだした頃に車道に現れたのは、キャリーバッグのようなものを引く歩行者の姿だった。

撮影者:
驚きと恐怖は半々でしたね。初めて『え?人!』という体験をしました。

撮影者によると、歩行者は60代くらいの男性に見えたという。

撮影者:
手を挙げて“ちょいと待て、行かせてくれ”みたいな手振りをしながら横断していました。

現場は片側3車線の大きな通りで信号もなく、大変危険な状況だった。

頭上を見ると、横断する人のためにちゃんと歩道橋がかかっているではないか。

見ているこちらがハラハラするような歩行者だったが、そのまま無事に渡りきり、姿を消していったという。
(「イット!」 7月21日放送より)