7月20日に行われた参院選をめぐり、八代市の投票所で男性が二重投票した疑いが持たれています。この男性は、立憲民主党の公認を受け、8月行われる八代市議会議員選挙に出馬する予定だったことが関係者への取材で分かりました。
県連は、男性の公認を取り消したということです。
八代市選挙管理委員会によりますと、男性は7月20日午前8時ごろ、息子の投票所入場券を持って八代市内の投票所を訪問。名簿対照係からの確認に対して「息子だ」と答え、投票したということです。
担当者が年齢に違和感を覚えて投票後に確認したところ、入場券に記載されていた有権者の父親と判明。男性は期日前投票を済ませていたということです。
市選管が、二重投票の疑いで警察に相談。男性は公職選挙法違反・詐偽投票の疑いが持たれています。
関係者によりますと、男性は、8月行われる八代市議選に立憲民主党の公認を受け出馬予定だったということです。
当日、本人から立憲民主党県連に報告があり、県連は公認を取り消していて、県連幹部は「やってはならないことで残念。おわびをする」とコメントしています。
関係者によりますと、男性は八代市議選への出馬を取りやめたということです。