おもちゃとして、クレーンゲームなどの景品になっていた銃が、本物の拳銃と同様に実弾を発射できる恐れがあるとして、各地の警察が回収をよびかけています。
回収対象となっているのは、中国製の「リアルギミックミニリボルバー」というおもちゃとして流通した銃で、警察によると銃刀法で所持が規制される拳銃と同じ殺傷能力があるということです。
兵庫県警は、クレーンゲームなどで手に入れたと申告した人などから17丁を回収したということです。
また、徳島県でも去年12月ごろから複数の商業施設のクレーンゲームの景品として300丁ほど取り扱っていたことを確認したものの、回収は26丁にとどまっているということです。
警察は、銃刀法違反の罪に問われる恐れがあるとして、この銃を持っている人に対し、年内までに最寄りの警察署に届けるよう呼びかけています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年7月25日放送)