北海道・斜里町での衝撃的な出来事が報告されています。1日で3度も熊と遭遇したライダーが、恐怖に包まれた体験を語りました。温泉へ向かう山道で、親熊と子熊の姿を目撃した彼は「ただただ恐怖心しかなかった」と振り返ります。熊がこちらに向かってゆっくりと歩み寄る中、ライダーは身を隠し、襲撃の危険に怯えながらその場をやり過ごしました。
温泉に無事到着したものの、入浴中にも再び熊が目撃され、なんと10メートル先で猛ダッシュする姿が確認されました。ライダーは「本当に動けなかった」と語り、恐怖が再び襲い掛かる瞬間を経験しました。熊との遭遇は続き、帰路に着く際にもまた親子の熊が目の前に現れ、楽しいはずの日帰り温泉が一転して恐怖の体験となったのです。
この異常事態は、観光客にとっても警戒が必要な状況を示しています。熊の生息域が人々の生活圏に近づいていることが懸念され、今後の安全対策が求められます。ライダーは予定より早く帰宅を決意し、恐怖を抱えたままその日を終えました。斜里町の山道は、今や熊との遭遇が日常の一部となっているのかもしれません。安全第一で行動することが、これからの季節においてますます重要となるでしょう。