2025年7月24日朝、JR北海道の千歳線で軌道回路の不具合が発生し、列車の運行に大きな影響が出ています。
JR北海道の発表によりますと、午前8時40分ごろ、島松駅と北広島駅間の下り線で軌道回路に一時的な不具合が生じました。
この不具合により、実際には列車が走行していない区間でも、線路上に列車が存在すると誤って検知される事態が発生しました。
安全性を確保するため、システムが自動的に信号を赤に切り替えたため、列車の運行が停止しました。
影響を受けた列車は合計18本に上り、その内訳はエアポート便が16本、普通列車が2本となっています。
具体的には、新千歳空港行きや札幌行き、小樽行きの快速エアポートや区間快速エアポートが中心です。
JR北海道は現在、原因の詳細な調査を進めており、安全が確認されたため、順次運転を再開しました。
運行情報の詳細はJR北海道のホームページで確認するよう呼び掛けています。