大阪府警が無実の男性の誤認逮捕について、“犯人と決めつける捜査”だったと検証していたことが分かりました。
2年前、20代の女性のもとに写真共有アプリを通じ、性的な写真を送るよう求める脅迫メッセージが届き、大阪府警は20代の男性を逮捕しました。
男性は42日間勾留されましたが、アリバイがあったことが判明し、その後に真犯人の男が逮捕されました。
大阪府警が内部で検証した文書には、「思い込みによる捜査がなされた」「アリバイの裏付けが不十分だった」などと書かれていることが分かりました。
男性はどのような捜査がなされたのか明らかにしたいと、大阪府などを相手に約1900万円の損害賠償を求めて裁判を起こす方針です。