高知県の高速道路。トンネルを走るドライバーが目撃したのは事故の瞬間です。
隣の車線を走る前の車がどんどん加速して、撮影者を突き放していったその時、突然、水しぶきを上げたかと思うと、赤く光るテールランプが右へ左へ蛇行。
さらに大きく右へ、そして左へ。車はようやく路肩に止まりました。
この時、何が起きていたのかというと、撮影者によると前の車は左右に車体が揺れたあと左側のトンネルの壁に激突。
はずみで車は右へ飛ばされ、縁石に乗り上げてもう一度、左側にぶつかったといいます。
撮影者:
ドーンって聞こえて、壁に乗り上げてそのまま壁を走ってるような感じ。
一体、なぜ事故が起きてしまったのか。
撮影者は、「ハイドロプレーニング現象だったのかな」と推測。
「ハイドロプレーニング現象」とは、雨にぬれた道路でスピードを出すと路面とタイヤの間に水の膜ができ、タイヤが浮いた状態となってしまい、ハンドル操作が利かなくなってしまう現象のこと。
この事故で車に乗っていた男性は軽傷。
警察が事故の詳しい原因を調べています。