建設部職員らへの調査「不適切な事案なし」 秋田県発注の工事巡る贈収賄事件 県が調査結果を議会に報告

秋田県発注の道路工事を巡り、元県職員が特定の業者が委託先に選ばれるように便宜を図り現金を受け取った事件で、県が事件後に行った職員への調査で不適切な事案はありませんでした。

この事件は、県建設部の元職員の男(56)が、青森県の工事業者・大成産業が業務の再委託先となるよう便宜を図った見返りに、現金200万円を受け取った収賄の罪で起訴されているもので、県は男を懲戒免職処分にしています。

事件を受けて、県が建設部の職員など687人に聞き取り調査などを実施した結果、職員によるあっせんや情報漏えい行為などの不適切な事案はありませんでした。

また、建設業団体へ行ったアンケート調査でも、新たな事件につながるような報告はありませんでした。

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