木村拓哉が主演予定だった映画『東京タクシー』が、中居正広の芸能界引退の影響でお蔵入りする可能性が浮上している。2025年1月23日に発表されたこの作品は、山田陽次監督によるヒューマンドラマで、木村がタクシー運転手役を演じることが注目されていた。しかし、昨年11月21日に中居が引退を発表したことで、木村の俳優業にも影響が及んでいるとの見方が広がっている。
『東京タクシー』は、2023年に公開されたフランス映画『パリタクシー』を原作としており、東京を舞台に人生の喜びを描くストーリーだ。木村にとっては、主演映画ではなく助演としての出演が久しぶりであり、俳優としての新たな挑戦とも言える。しかし、長年主役を務めてきた木村にとって、助演という立場は少なからず複雑な思いを抱かせるものと推測される。
また、過去に木村と共演した筒井道隆がバラエティ番組で、主演ばかりではなく助演も経験することで視点が変わり、楽しさが増すとコメントしたことも影響している。木村は近年、さまざまな役柄に挑戦しており、特に最近のドラマでは従来のイメージとは異なるキャラクターを演じて高評価を得ている。
一方で、中居の引退騒動を受け、木村のSNS投稿が注目を集めている。彼は愛犬との散歩の様子を投稿したが、中居に関する言及は一切なかった。この沈黙は、木村が自身のスタンスを貫く姿勢として評価されている。
元SMAPメンバーとしての木村の立場や心境に対する憶測が飛び交う中、彼は平常心を保ちながらも、複雑な状況に直面していることは間違いない。今後の彼の活動や発言に、ファンたちの注目が集まることは間違いないだろう。