【きょうの1日】フジテレビ“10時間超”会見 “中居さんトラブル”について明らかにしたのは?

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1月28日、フジテレビは異例の10時間を超える会見を開催しました。新社長の清水氏は、信頼回復が自身に与えられた責務であると述べ、謝罪と共に加納全会長および港全社長の辞任を発表しました。この会見は、中居正広さんを巡るトラブルに関する詳細を明らかにすることが主な目的でした。

中居さんと女性とのトラブルは、昨年6月の食事会で発生し、港社長への報告は8月に行われたことが明かされました。中居さんは、7月に富士テレビの社員に連絡を取り、女性に対する認識が異なっていたとしています。この件に関しては、社員Aが食事会に関与していたかどうかについてフジテレビは否定しました。

また、中居さんが司会を務める番組はトラブル発覚後も継続されていたことが指摘され、昨年11月には中居さんの出演番組の打ち切りが告知されました。会見では、社員Aが参加していたバーベキューについても言及され、女性社員や女性アナウンサーを接待要因として食事会に同席させることが常態化していたのかという質問もありました。

清水社長は、女性の心身の状態を最優先に考え、小人数で対応していたと説明しましたが、そのプロセスに疑問を持つ記者も多く、情報の隠蔽を指摘する声も上がりました。また、元社長の平田氏が会見に出席しなかったことに対しても多くの社員が疑問を抱いていることが報じられています。

この会見を通じて、フジテレビは過去の体質を反省し、より透明性のある企業運営を目指す姿勢を示しました。信頼回復のために、今後の対応が注目されます。

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