輸血用の「血液製剤」およそ1万3700本が使用不能に 東京都赤十字血液センター

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東京都赤十字血液センターで衝撃のトラブルが発生!約1万3700本の輸血用血液製剤が使用不能となる事態が明らかになりました。原因は、東京高等区にあるセンターの出張所における冷凍庫の電源喪失。5月に発生したこの事故により、貴重な血液製剤が基準温度を超えて保管されていたことが判明しました。

関係者によれば、昨年の工事で誤った端子が設置されていたことが、冷凍庫の電源喪失を引き起こしたとされています。この問題により、血液から作られる重要な製剤であるFFP(新鮮凍結血漿)が約1万3700本、すべて輸血用としては使用できなくなりました。これは、多くの患者の命に直結する重大な影響を及ぼす可能性があります。

東京都赤十字血液センターは、使用できないFFPを別の血液製剤の原料として転用する方針を示していますが、今後の供給に関する懸念は依然として残ります。医療現場では、血液製剤の不足が深刻な状況を引き起こす恐れがあり、緊急の対策が求められています。

この事態に対する迅速な対応が、患者の安全を守る鍵となるでしょう。今後の動向に注目が集まります。

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