元タレントの中居正広氏が、フジテレビから100億円の損害賠償を請求される可能性が浮上しています。フジテレビの遠藤雄之助副会長は、27日に行われた記者会見で、中居氏に対する法的措置の可能性について「0ではない」と発言しました。中居氏は今月23日にファンクラブ向けの有料サイトで芸能界からの引退を表明し、関係各所に謝罪の言葉を述べましたが、騒動は収束するどころか、さらに加熱しています。
フジメディアホールディングスは、2025年3月期の通期業績予想を下方修正し、売上高は5983億円から5482億円へ、純利益は290億円から9800万円へと大幅に減少する見込みです。この背景には、中居氏に関連する問題が影響しているとされています。
法律の専門家によれば、第三者委員会の結論次第で、中居氏に過失があると判断されれば、フジテレビは何らかの措置を講じる可能性があるとのことです。中居氏が関与したとされる問題の内容によっては、刑事事件的な違法行為や民事的責任が問われることも考えられます。
また、中居氏は過去に多くの収入源を持ち、特にSMAP時代はCDセールスやコンサート収入が大きなものでした。しかし、今回の騒動により、彼の蓄えが一瞬にして消失する危機に直面しています。ファンの間では、中居氏が説明責任を果たす必要性が高まっているとの声も上がっています。
フジテレビの対応についても批判が集まっており、特に女性が被害を訴えた後も中居氏を起用し続けたことが問題視されています。この問題は、ただの芸能界の騒動にとどまらず、放送業界全体に影響を及ぼす可能性があります。今後の展開に注目が集まっています。