タモリの文春砲が話題を呼んでいる。12月19日発売の「女性セブン」の報道を契機に、中井正さんの正加疑惑に関する騒動が広がりを見せている。主な被害者とされるのは、昨夏にフジテレビを退社した渡アナウンサーAさんであり、加害を誘発した人物は同局の編成幹部である中島優一プロデューサーとほぼ特定されている。
29日には、週刊文春の電子版が新たに、タモリを含む大物司会者が女性アナウンサーを接待要因として見なしていたとの報道を行った。記事によると、Aさんは10年ほど前に長寿番組のプロデューサーに就任し、別の編成幹部からは、オンエア後に女性アナウンサーを食事に連れ出すことが常態化していたと証言されている。さらに、年1回の温泉旅館での接待には多くの女性アナウンサーが動員され、卑猥なダンスを強要されることもあったという。
中島プロデューサーは、2013年9月から2014年3月までタモリが司会を務めた「いいとも」のチーフプロデューサーを務めており、今回の報道がタモリに関連しているとの見方が強まっている。タモリは、文春の取材に対し、「私は他人にお酒を飲むことを強要することはありません」と否定しつつ、「温泉旅行は恒例の新年宴会のことだと思います」とも述べた。
この騒動は、タモリのイメージにも影響を及ぼす可能性があり、視聴者の反応は分かれる。タモリの過去の言動や番組内での姿勢を振り返ると、彼に対する印象が一変するかもしれない。この問題は今後も注目を集め続けるだろう。