伊東市長が学歴詐称の疑いで揺れている。卓保牧師市長は、最終学歴として名乗っていた東洋大学の卒業証書の提出を求められているが、実際には助籍であったことが明らかになった。6月の市議会でその疑惑が浮上し、7月7日には伊東市議会が200条委員会の設置を可決。9日には初回の委員会が開催される運びとなった。
この急展開の背景には、卓保市長が7日の会見で自身が持つ卒業証書が偽物である可能性を認め、検察に提出する意向を示したことがある。中島博道議長は、協議後の取材で「市長が卒業証書を検察に提出し調査を委ねる意向を示したため、委員会設置を早めた」と語った。
市議会は卓保市長に対し、速やかに関係書類を提出するよう求める方針で、今後の展開が注目される。市民からは「このままでは選挙に出馬できないのではないか」との声も上がっており、伊東市の政治状況は一層厳しくなっている。卓保市長の経歴に疑問を呈する声も多く、彼が本当に卒業したのかどうか、さらなる真相解明が求められている。
市民の信頼を取り戻すためには、卒業証書を公開し、正しい判断を市民に委ねるべきだ。果たして、卓保市長はこの危機をどう乗り越えるのか?今後の動向から目が離せない。