元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、初のエッセイ『透明を満たす』を2025年1月29日に発売しました。本書は、彼女のPTSD(心的外傷後ストレス障害)との闘いを含む人生経験を綴った内容となっていますが、発売初日にして多くの低評価レビューに直面し、レビュー欄が閉鎖される事態に至りました。
渡邊さんは、PTSDの影響を受けながらも、グラビア活動や大学での講義などに取り組んでおり、「病や逆境があっても人生を諦めない」というメッセージを発信しています。しかし、発売日には、ある大手通販サイトで5段階評価のうち1をつけるレビューが50%を占めるなど、否定的な意見が相次ぎました。
彼女のエッセイは、故郷新潟や学生時代、フジテレビ入社までのストーリーを描いた後、病気と向き合う様子が明かされます。多くの支持者からは「勇気を持って書いてくれてありがとう」との声が寄せられる一方で、批判的な意見も多く、特に著者自身の語り口が表面的であるとする指摘が目立ちます。
一部のレビューでは、PTSDという深刻なテーマを扱うにも関わらず、内容が薄いとされ、「自己ブランディングのための作品ではないか」との不満も噴出しています。また、批判を受ける中で、渡邊さんは自身の心の健康に再び影響が出ているとの報告もあり、心配の声が上がっています。
渡邊さんのエッセイは、発売後すぐにタレント本カテゴリーでのベストセラー1位に輝きましたが、その中身と評価の不均衡が今後の活動にどのような影響を及ぼすのか、注目が集まります。彼女の今後の活躍と心の健康を願う声が多く寄せられています。