両陛下がモンゴル公立学校を視察 子どもたちからの歓迎パフォーマンスに笑顔で拍手「非常に素晴らしかったです」 ウランバートル・ゲル地区

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天皇皇后両陛下がモンゴルのウランバートル市郊外の公立学校を訪問し、地元の子どもたちによる感動的な歓迎パフォーマンスに笑顔で応じました。この訪問は、両陛下のモンゴル訪問の4日目に行われ、地域の厳しい生活環境を体感する貴重な機会となりました。

ゲル地区はインフラが未整備で、住民は毎日井戸から水を汲みに行く生活を強いられています。特に子どもたちは、日々の水汲みで手と肩に痛みを抱えながら生活しています。この厳しい現実を背景に、149番学校では日本政府の支援を受けたバリアフリー対策や防災対策が進められています。

訪問当日、両陛下は学校に到着すると、外務大臣や校長と挨拶を交わし、待ち構えていた子どもたちのパフォーマンスが始まりました。両陛下はその様子を笑顔で見守り、大きな拍手を送りました。「素晴らしかったです。どうもありがとう」と感謝の言葉を述べ、子どもたちとの交流を深めました。

また、ICTの授業を見学し、インターネットの安全性について学ぶ姿も見られました。学校を後にする際には、多くの子どもたちや教師が見送り、両陛下は温かい笑顔で触れ合いました。この訪問は、モンゴルの子どもたちにとっても特別な思い出となることでしょう。

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