フジテレビの元アナウンス部長、露木茂氏が女子アナウンサーに対する性的接待を強要していたとの疑惑が浮上し、メディア界に衝撃を与えています。2025年1月26日、露木氏は大学での授業中に「テレビ局にはコネ入社がある」と発言し、その中で「フジテレビはブスは取りません」と語ったことで、女子学生たちを驚かせました。
1980年代以降、フジテレビは女子アナウンサーをアイドル化し、視聴率の向上を図っていましたが、最近のスキャンダルでは、これらの女子アナが有力タレントや芸能プロ社長の接待役としても利用されていたことが明らかになりました。これによって、フジテレビ内には女子アナの早期退社や不満が広がっているとの噂もあります。
また、露木氏は新人アナウンサーの教育係として多くの著名女子アナを採用した責任者でもあり、当時の職場環境や文化が、後のスキャンダルに繋がっているとの指摘があります。さらに、彼の発言は、企業広報部からの圧力によって編集権が無視されるケースもあるなど、フジテレビ内部の問題を浮き彫りにしています。
過去には、露木氏が知人から依頼された政治家への仲介を行うために現金を預かり、その使途に関するスキャンダルも報じられました。これにより、彼はキャスターを交代させられ、報道の信頼性にも影響を及ぼしました。
フジテレビの問題は、メディアの倫理や男女の職場環境に対する大きな波紋を呼んでおり、今後の対応が注目されています。視聴者や業界関係者は、この問題がどのように進展するのか、引き続き注視していく必要があります。