元タレント・中居正広を巡る女性トラブルが、テレビ業界の根深い問題を浮き彫りにしています。6日、フジテレビは内部の不適切な人事選考に関する検証番組を放送し、業界の暗黒面が明らかになりました。番組では、性別や年齢、容姿に基づく選考が人権侵害のリスクを助長していたと指摘され、視聴者を驚愕させました。
特に注目を集めたのは、入社式での異様な構図。新入社員の中から「この子がいい」と推薦される様子が、まるでアイドルオーディションのようだと批判されています。先輩社員が新入社員を選ぶという風潮は、完全に時代錯誤であり、倫理的にも問題視されています。
関係者の証言によれば、選考過程はまるでキャバクラのようなもので、社員たちは断れない圧力を感じていたとのこと。これにより、若手社員はキャリアを賭けた選択を強いられ、精神的なトラウマを抱えることになったといいます。さらに、経営陣の反省と再生の言葉は空虚に響き、再発防止への本気度が疑問視されています。
この問題が表面化した背景には、第三者委員会の報告書があり、これがなければ闇に葬られていた可能性も指摘されています。中居正広を巡るこの騒動は、テレビ業界全体の倫理観を問う重大な局面を迎えています。視聴者は、この問題がどのように展開されるのか、注視しています。